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2025年1月22日、米カリフォルニア州キャスティーク湖近くで起きた火災で作業にあたる消防士ら=ロイター

 米ロサンゼルス近郊で今月7日から続いている山火事で、ロサンゼルス郡北部で22日、新たな火災が起きた。現地メディアによると、当局が住民に避難を呼びかけており、サンフランシスコとロスを結ぶ幹線道路も一時通行止めとなった。

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 米ロサンゼルス・タイムズ紙によると、火災は同日午前11時ごろ、ロス中心部の北約70キロの位置にあるキャスティーク湖近くで発生。住民3万人以上に避難命令が出され、近くを通るインターステート(州間高速道路)5号線が一時通行止めとなった。

 ロス近郊の火災は2週間以上続いており、報道や郡当局によると、これまでに28人が死亡、約1万6千棟以上の建物が被害を受けた。被害が大きかった地区の22日時点の火災の鎮火率は、北西部パシフィック・パリセーズ地区が68%、北部アルタデナ地区では95%だった。

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